【全校道徳】舟橋中学校歌に込められたメッセージを考えよう
創立75周年式典を明日に控え、学年縦割りの全校道徳を5月30日(金)4限・5限に実施しました。
今年度も本校が取り組む学びの型「ふなはし『学び合い』スタイル」を活用し、全校生徒と教職員が一緒になって、校歌に込められたメッセージについて考えました。
1年生から3年生まで一緒に円座になって考えます。
そもそも校歌はなんのためにあるのだろう?
その答えを探す手がかりとして、歌詞に込められた願いや様子を考えていきます。
まずは、朗読を聞きながら、歌詞全体に込められた願いや様子について、自分ひとりで考えてみます。
自分の考えをもとに、担当する部分の歌詞について、グループで話し合います。
進行リーダーとタブレットの記録は3年生が担当しました。
これまで体験してきたICTを活用した話合いを生かして、学年間での意見交換を支えます。
グループ記録をスクリーンに映し、進行リーダーが自分のグループの考えを全体に発信します。
自分が担当していない部分の歌詞に込められた願いや様子を知ることで、歌詞全体の理解が深まりました。
すべてのグループの発表を聞いてから、もう一度グループで校歌に込められたメッセージについて話し合いました。文字だけの歌詞から、舟橋の情景や様々な人たちの願いが感じられるようになりました。
体育館から教室に場所を変え、新たに気付いたことや感じたことをタブレットに打ち込みました。
まずは、自分で考え、ペアやグループで話し合う。
さらに、全体で考えを共有する。
そして、最後には学び合った内容を生かして、自分の考えを深める。
「ふなはし『学び合い』スタイル」を活用した全校道徳の様子でした。
それぞれが自身の学びを明日の創立75周年記念式典につないでくれると思います。
【生徒の振り返りコメントから】一部抜粋
・1、2年生と一緒に考えることで、自分では考えられなかった発想や表現に気づきました。入学式や卒業式などの大切な式には必ず校歌をうたうのは、舟中生としての自覚や誇りをもつためだと思います。
・すべての意見を聞いて、希望や明るさなど、前向きな意味をもつ言葉が多く歌詞に入っていると思いました。ほかにも立山や緑の自然を大切にしてほしい、大きな夢をもって、将来活躍してほしいという祈りの意味をもつ言葉も多くありました。
・私たちに向けられた期待や祈りが込められたメッセージが多いように思いました。だから、その思いに応えたいと思います。校歌とは、未来への期待や教訓、その学校の象徴のようなものだと思いました。
・この校歌にどんな意味が込められているのか、正解はわからないけれど、正解がない課題について考えることは奥深くて面白いと改めて感じました。